海外に荷物を安く早く送る一番簡単な方法

日本から海外に荷物を発送すると意外に送料がたくさんかかりますよね。

国境を越えて物を送るので、仕方ないですが、それでも送料は安く済ませたいですし、安いにこしたことはないですよね？

今回は海外に荷物を送るときに少しでも安くするコツを紹介します。

海外に送る荷物の送料を安くしたい場合

海外に荷物を送る方法

海外に荷物を送る場合、一般的に２つの会社があります.

・ヤマト運輸ー国際宅急便

・日本郵政ーＥＭＳ等

重いけど小さいなら「ヤマト運輸」、軽いけど大きいなら「日本郵便」

ヤマト運輸は荷物の大きさで料金が決まり、日本郵政は荷物の重さで料金がきまります。自分の荷物がどちらになるかを調べてみてください。

今回は日本郵政の場合を説明していきます。

日本郵政のＳＡＬ便を使う

急ぎの荷物でない場合、ＥＭＳ便よりも、ＳＡＬ便での発送をお薦めします。

ＥＭＳとは？

ＥＭＳとは国内から海外に発送できる手段で、最も早く到着する手段です。（国内での速達のようなイメージです）

届け先の国にもよりますが、２－５日で届ける事が出来ます。（届け先の国の国内事情で、届け先が田舎などの場合、１週間ほどかかる場合もある）

ＥＭＳは標準で追跡番号がついているので、配送中の荷物の紛失を防ぎやすいです。

これだけ良いサービスなので、もちろんお値段も少し高くなります。

例えば2kgの荷物をフィリピンに送ったとして3,300円かかります。

 小包郵便物（航空便）

飛行機で輸送するため、料金は高めですが3～6日程度で届きます。価格はＥＭＳとＳＡＬの間くらいです。

ＳＡＬ便とは？

日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送するので、船便より速く、航空便より安いサービスです。到着まではだいたい2週間ほどかかります。また荷物は2kgまでしか送ることができません。

例えば2kgの荷物をフィリピンに送ると1,680円となります。

ただし標準で追跡番後が付与されません。しかし追加で410円払う事で追跡番号が付与されます。なのでフィリピンに送る場合は2,090円となります。

この追跡番号ですが、海外では荷物を雑に扱われるのが当然で、よく届かなかったりします。私も手紙がどこかでロストした経験があります。それは追跡番号がついていなかったからだと思います。なので追跡番号がある方法で送ることを強くお薦めします。

郵便局によってはＳＡＬ便といっても通じない場合があります。そんなときは「エコノミー航空便の小型包装物（通称ＳＡＬ便）」というと通じます。

こちらがＳＡＬ便の料金表です。（本来100ｇ単位で料金が別れています。）

参考：日本郵政　国際郵便　料金表

支払いに切手を使う

発送をするときに現金で払っていませんか？

それはもったいないです！

定形郵便、定形外郵便、ゆうパック、メール便と同様に、国際小包にも切手払いが可能です。つまりＥＭＳでもＳＡＬでも航空便でもすべて切手払いが可能です！

切手などはメルカリなどでも額面割れで購入することができますし、金券ショップでも安く購入できますので、そこで安く仕入れた分、送料も安くなります。

額面の92%の価格で買えるなんてこともあります。

10,000円分の切手を9,200円で購入し、使用した場合は、800円もお得になるということです！そごいです！

ぜひ頻繁に海外に荷物を送る方は切手払いに切り替えてみてください^^

郵便局の窓口で「切手払いでお願いします」と言えばＯＫです。

フィリピン、中国に２キロの荷物を１０回送ったら？

ＥＭＳとＳＡＬで料金にどれくらいの差が出るのか計算してみましょう。今回は切手払いは考慮しません。

（ＳＡＬは追跡番号をつける）

ＥＭＳ：3,300 × 10 = 33,000

ＳＡＬ：1,680 + 410 × 10 = 20,900

10回送ると1万円以上の差になります！

アメリカに２キロの荷物を１０回送ったら？

ＥＭＳとＳＡＬで料金にどれくらいの差が出るのか計算してみましょう。今回は切手払いは考慮しません。

（ＳＡＬは追跡番号をつける）

ＥＭＳ：4,500円 × 10 = 45,000

ＳＡＬ：2,080円 + 410 × 10 = 24,900

10回送るとなんと20,100円の差になります！

まとめ

いかがでしたでしょうか？

遠い国に送るほど、ＥＭＳとＳＡＬの価格の差が大きくなり、ＳＡＬの方がだいぶお得に送れるようですね。アメリカに１０個荷物を送る場合は2万円ほどの差がでるのはびっくりしました。

急ぎでないもの、早めに送れるものはＳＡＬで送る＋切手支払いをして、送料を少しでも安くしましょう!