古い釘はなぜ出て来るのか?古い釘を踏むと危ない?

雑記・ライフハック
スポンサーリンク

大掃除で気づいたんですが、家の古い場所、特にベランダとか壁に使っている釘…

あれは古くなると、なぜ出てくるんでしょうね?

気になったので釘を踏むとどうなるか?と共に調べて見ました。

スポンサーリンク

釘を踏むと危ない!破傷風の危険が…

日常生活でなかなか釘を踏む機会などないと思いますが、そのまさかが起こらないという保証はないですよね。

私も先日掃除をしていて、ベランダの釘を踏んでしまいました。(幸い刺さらなかったので大した事はありませんでした。)

 

しかし実際に刺さってしまうと破傷風になる危険があります。

破傷風という名前を聞いた事ありませんか?ただの切り傷や刺し傷だと油断していると大変な事になります。

破傷風とは?

 破傷風は、破傷風菌が産生する毒素のひとつである神経毒素(破傷風毒 素)により強直性痙攣をひき起こす感染症である。

 

破傷風菌は芽胞の形で土壌中に広く常在し、 創傷部位から体内に侵入する。侵入した芽胞は感染部位で発芽・増殖して破傷風毒素を産生する。破傷風の特徴的な症状である強直性痙攣は破傷風毒素が主な原因であり、潜伏期間(3 ~21 日)の後に局所(痙笑、開口障害、嚥下困難など)から始まり、全身(呼吸困難や後弓反張など)に 移行し、重篤な患者では呼吸筋の麻痺により窒息死することがある。

 

近年、1 年間に約40 人の患 者(致命率:約30%)が報告されているが、これらの患者の95%以上が30 才以上の成人であった。

出典:国立感染症研究所

まとめると破傷風とは、破傷風菌というバイ菌のだす毒によって、けがをしてから数日で口が開けにくくなり、全身の筋肉がこわばり、治療をしないと全身がエビゾリになるようにけいれんを起こし死ぬこともある病気です。

 

こ…怖い….

 

釘を踏んで刺さってしまったら?

古い釘を踏んでしまったら、まず汚い傷はすみずみまで洗って、汚い傷の部分を取り去り、消毒しましょう。

多くの人は子供の時に何度か“破傷風の予防接種”を受けていると思います(三種混合ワクチンなど)。

この予防接種は効果が完成するのに3回(初回、1ヶ月後、6~12ヶ月後)の接種が必要ですが、効果は3~5年くらいしか持ちません。

なので多くの大人は破傷風の耐性を持っていません。なので破傷風で亡くなるほとんどの人間は大人です。

古い釘を踏んで刺さってしまって、気になるようでしたら病院へ行く事をお薦めします。病院へ行く時は外科へ行きましょう。

 

なぜ古い釘が飛び出してる?

そもそもなぜ古い釘が飛び出してるのか考えてみました。

釘を打つときは普通しっかりと凹凸にならないように打ちます。

でも時間がたつとなぜか飛び出してる釘がありますよね…

 

なぜ古い釘が出るのか調べてみたんですが、ネット上でみつかりませんでした。(すいませんすぐネットで調べます。笑)

なので素人考えですが、以下のような理由があるのでは?と考えました。

・強風や地震の揺れで木がずれて、その時に飛び出た。

・もともと根本まで打たれていなかった。

・抜きかけの状態で処分する予定のものが、偶然落ちていた。

 

地面に落ちてる釘なら、解体途中のものなどが落ちたりした可能性が高い気がしまう。家の壁やベランダで飛び出た釘なら揺れなどで少しずつズレていったもののような気がします。

もともと新品の釘より、釘はさびていたり、錆びた方が抜けにくくなるという事で、使う前に舐めたりして打つようです。

なので世の中には錆びたくぎばかりですよね!

それでも家の釘がズレたりして抜けかけて来るので、釘って意外と抜けやすいのかもしれませんね。

まとめ

上の写真のように抜けかけた釘があると危ないので、金づちで打っておきましょう!

もし古い釘が足に刺さったりしたら破傷風の可能性もあって危険です。

面倒ですが見つけたら平らにしておきましょう^^

コメント