ペットが死んだらどうすれば?死亡から火葬や供養まで

雑記・ライフハック
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本日、うちで飼っていた15歳の黒柴が天国に逝きました。

我が家ではずっと犬を飼っていたので、火葬の方法は知っていて、

すぐに近くの火葬場へ持ち込み、火葬してもらう手続きをとりました。

うちの場合は合同火葬で、火葬の中では一番料金の安い方法でした。

 

最近ではいろいろな方法の供養の仕方があるようなので紹介します。

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犬や猫、最愛のペットが死んだら?

最愛のペットとはいつかは別れがきます。。

もし最愛のペットが死んだら葬儀をするか、すぐ火葬するかの選択をしなければなりません。

 

もし葬儀をする場合、一定期間遺体を安置しておく必要があります。

犬や猫でしたら死後2~3時間で死後硬直が始まります。遺体はそのまま放置しておくと手足が固まってしまって棺桶に入らなくなってしまいますので、ペットがなくなったらまずは前と後ろの足を折り曲げてあげてください。

ペットのお通夜やお葬式に決まった形はありませんので、ご家族や親しい方が自由な形でお別れしてください。

ペットの棺桶の準備

葬儀をする場合、まずはペットの棺桶を準備します。

  1. ペットの入る大きさの箱を用意します。段ボールや木製のものなど
  2. 遺体からは体液が出る可能性があるので、最初にビニールをひいて、その上に新聞紙やバスタオルをひいてください。
  3. その上にドライアイスや保冷材を敷き詰めます。しばらく安置したい場合はこれで痛むのが防げます。また長時間安置したい場合は腹部にもドライアイスか保冷材を当てて、固定すると、より長く安置することができます。
  4. そして保冷材の上にバスタオルや新聞でくるんだ遺体を置いてください。これはペットのふとん替わりになります。もし寄生虫などが出てきた場合は交換してあげてください。

 

最近ではペット葬儀が増えたため業者さんが全て用意してくれる場合もありますし、ネットでもペットの棺桶を購入することができます。素材も紙のものから、人間と同じような木のものまでいろいろあります。

万が一の場合を考えて準備しておくという手段もあります。

ペットとのお別れ

ペットの遺体を送葬するまでがペットとの最後の時間です。

火葬する場合は一緒に火葬する思い出の品を決めましょう。ただし金属製品やプラスチックは一緒に火葬できません。あと、おやつは袋から出していれてあげましょう。

最近ではペットのお通夜やお葬式を行う方も増えているようです。特に決まりはないので写真をかざっったり、おやつを置いたり、自由な方法で弔ってあげてください。

ペット葬儀の準備をする

ペットとの別れはつらいですが、保冷材やドライアイスを使っても安置できるのは48時間が限界だと言われています。遺体がどんどん傷んでしまいます。きれいな姿のまま弔ってあげましょう。

ペットを寝かせた後は家族で葬儀と見送りの仕方を考えなければなりません。

ペットの葬儀に関しては主に、土葬、火葬、地方自治体の引き取りの3種類があります。

民間のペット葬儀業者はほとんどが火葬だと思います。

このブログのテーマである、節約を意識すると、一番費用がかからない方法は”土葬”ですので土葬から紹介していきます。

ペットを土葬する

ペットの遺体は一般廃棄物という扱いになるので、私有地である庭に埋葬する事は問題ありません。ただし近隣への腐敗臭の配慮や、荒らされないように穴は1メートル以上深く掘って埋葬するようにしましょう。

どうしても大型のペットになると、そのまま土葬するのは現実的にも難しいので、どうしても庭に埋葬したい場合は火葬してから埋めてあげましょう。

私有地であれば埋めることに問題はありませんが、公園や河川、他人の土地に無断で埋めることは廃棄物の処理及び清掃に関する法律5条の規定に反し、「軽犯罪法違反」または「不法投棄」となり罰せられるので注意しましょう。

※これはペットに限った話です。人間の遺体を同様にそのまま土葬すると「死体遺棄罪」になります。

地方自治体の引き取り

こちらは正直葬儀の方法とは言いがたいですが、地方自治体ではペットの遺体を「一般廃棄物」として引き取ってくれます。しかし一般ごみとして処理しますので、おそらくゴミ処理場で他のものと一緒に処分されるのだと思います。

料金などは一般ごみと同じようですが、詳しくはそれぞれの地方自治体に問い合わせるのが良いです。

 

ペットを火葬する

基本的には民間のペット葬儀業者に依頼するのがお薦めですが、田舎など焼却炉に余裕がある一部地方自治体ではペット専用の焼却炉があり、火葬してくれるところもあります。ただし、その場合は合同での火葬となるところがほとんどです。

また自治体では遺灰は一般廃棄物として処分場に埋められてしまい、遺骨は返してもらえませんので、骨壺に納めて供養したいなどの場合には民間業者に頼むことになります。

ペットの火葬業者を選ぶポイント

ペットの最後のお別れにはそれぞれ要望があると思います。

火葬に立ち会いたい、返骨をしてもらって骨壺に納めて供養したい、散骨したいなどなど

 

火葬には大きく分けて2つのタイプがありますので、要望がある場合はそれを踏まえて業者やプランを選ぶ必要があります。

ペット立ち合い個別火葬

○ 火葬への立ち合い

○ お骨上げ

○ 返骨

立ち合い個別火葬では最後のお別れから火葬まで立ち会う事が可能です。人間の場合とほとんど一緒なのが立ち合い個別火葬です。

遺骨に関しても返骨するか、霊園への埋葬、納骨施設の利用など細かなフォローをしてくれる業者が多いです。

人間の火葬とほぼ同じなので料金もそれなりにしますが、最も細かいサービスが受けられる方法です。

訪問火葬(出張火葬)

○ 火葬への立ち合い

○ お骨上げ

○ 返骨

訪問火葬は、近年ペットも家族の一員と考えられるようになり、ペットの供養への要望が強くなった中で登場した新しい方法で、火葬炉を社内に設置している専用車で行うことができる火葬です。

無煙無臭で有害物質も発生させにくい構造で、近隣への迷惑も気にせずに済み、24時間365日どこへでも対応してくれる業者が多いです。

 

ペットの大きさや犬種や猫種によって料金は変わり、軽トラ~貨物車サイズの様々なタイプがあります。

こちらのサービスは個別火葬業者と同様、遺骨の扱いもフォローも充実しているようです。

 

しかし法規制が緩かったのか悪徳業者も参入したりトラブルもあるようで2007年には日本ペット訪問火葬協会が設立されています。

悪い業者にひっかからないように注意しましょう

日本ペット訪問火葬協会

 

一任個別火葬

×  火葬への立ち合い

×  お骨上げ

○  返骨

一任個別火葬は、火葬を業者に任せてしまうプランです。個別での火葬ですが、火葬への立ち合いはできません。

火葬後は業者が代わりに骨壺に遺骨を納め家族に返骨するか、要望があれば納骨や埋葬のフォローをしてくれます。

メリットとしては時間の拘束が少なく、立ち合い個別火葬より安価になることが多いようです。

火葬は業者任せになりますが、愛用品と一緒に火葬することも可能ですし、遺骨の埋葬には立ち合い可能です。

合同火葬

×  火葬への立ち合い

×  お骨上げ

×  返骨

合同火葬とは複数のペットと一緒に葬儀を行い、合同で火葬を行います。火葬の立ち合い、お骨上げはできません。火葬後の遺骨も合同で埋葬や納骨されることが多く、返骨されないことも多いです。

料金に関しては一番安価となります。

ほぼすべてを業者に依頼する形になるため、業者選びが大切です。事前に埋葬先や納骨先を確認し、そこにお参りなどはできるのかを確認することをお薦めします。

信頼できるペット火葬業者選び

ペットの火葬に関しては決められた形式があるわけではないので、ご自身がどのようにペットを見送りたいか考えて葬儀の方法を選ぶことが大切です。

大切な家族との大切な別れなので、業者に依頼する場合は事前に気になる事をすべて聞いておくのが良いでしょう。

まとめ

ペットの火葬の方法はいろいろあります。どのように送りたいか、どのようにしたいかを前もって考え準備しておくことをお薦め致します。(ペットが死ぬことを想像して準備するのは何か嫌だな…と思う気持ちは凄くわかります)

費用の問題なら土葬や自治体の合同火葬が安価ですが、大切な家族の問題なので、今回はすこしブログのテーマと離れたことを紹介してみました。

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