メルカリの送料を安くする方法、第三種郵便の送り方

フリマ
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メルカリやヤフオクで出品して、不用品をお小遣いに変えてる方にとって一番の悩みは”送料”なんじゃないでしょうか?

 

今回は雑誌などの送料をめちゃくちゃ安くする魔法の方法について紹介していきます。

 

この方法はまだまだメジャーじゃない方法で、郵便局員も知らない場合がある裏技です。

これを駆使すると、雑誌の売り上げがかなり変わってくるので、メルカリなどのフリマアプリでお小遣いを稼いでる方が知っていて損はない知識なので是非頭の片隅に入れておいて欲しいです。

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郵便局の裏技”第三種郵便”とは?

第三種郵便物とは以下のように定められております。

国民の文化向上に資する定期刊行物の郵送料を安くして、購入者の負担を減らすことで入手の便を図り、社会・文化の発展に役立つことを目的としたものである。根拠となる規定は郵便法第22条にあり、それを元に総務省令・郵便約款でさらに詳細な条件が決まっている。また、第三種郵便物の割安な料金は、その他の郵便物の料金によって支えられている。

出典:wikipedia

 

要するに一定の条件を満たす「発行物」は格安で送ることができる!ということです。

 

しかしどんな雑誌でもこの格安料金の”第三種郵便”を利用できるという訳ではありません。

以下でどんなものが第三種郵便として利用できるか紹介していきます。

第三種郵便扱いで送れるもの

第三種郵便で送る事を認められるためには、発行者としては様々な条件がありますが、メルカリやヤフオクで送る場合の条件は簡単です。雑誌の背表紙や裏表紙に「第三種郵便」の記入があるか無いかです。

 

雑誌に「第三種郵便」の記入さえあればその雑誌を第三種郵便として送る事ができます。

 

とても簡単ですね。出品前に出品物の背表紙や裏表紙を確認すればOKです。

第三種郵便の送料

第三種郵便の料金は50g以内62円で50gごとに+8円となるので以下のようになります。

50g 62円 550g 142円
100g 70円 600g 150円
150g 78円 650g 158円
200g 86円 700g 166円
250g 94円 750g 174円
300g 102円 800g 182円
350g 110円 850g 190円
400g 118円 900g 198円
450g 126円 950g 206円
500g 134円

 どんな場合第三種郵便がお得!?

ここで改めて現在のメルカリ便の値段を確認してみましょう。

ゆうゆうメルカリ便=3cm以下A4サイズ175円

これが実質3cm以下の雑誌を送る時に最安の値段ですので(2019年9月現在)、750g以下の雑誌を送る場合第三種郵便の方がお得に送ることができます。

 

第三種郵便の送り方

軽い第三種郵便対応の刊行物の場合、ものすごくお得な第三種郵便ですが発送時には注意する点がいくつかあります。

 

1、外部から容易に確認できる方法とする

内容品に「第三種郵便物承認」等と記載してある定期刊行物を送る場合、外部から記載してあることがわかるように梱包しているのなら個人が1通から送ることが可能。

 

2、荷物が1キロ以内で、第三種郵便物の記入がある。

第三種郵便の認可が下りている雑誌等には「第三種郵便」という記載がかならずあります。

新聞なら上部、雑誌なら表紙や背表紙にこのような記載があります。

 

以上の条件が揃えば第三種郵便として送ることができます。

 

第三種郵便の梱包の仕方

送料が安く済む第三種郵便ですが窓口で計量してもらい、郵便局の職員に中身を確認してもらって出すようにしましょう。

また第三種郵便では郵便物の「第三種郵便」という記載が見えるようにしなければなりません。

 

開封とは、封筒の納入口又はこれに相当する部分の全部又は大部分を開いてあるもの
で、郵便物の種別の認定が容易にできる状態となっているものです。
「大部分を開いてあるもの」とは、少なくとも納入口等の半分以上を開いたものである
必要がありますが、半分以上を開いてあってもその部分から郵便物の種別の認定が容易
にできないものについては、開封としたものとはいえません。出典:https://www.post.japanpost.jp/

ということですので、封筒の一部を切り抜いて”第三種郵便”の表示が見える状態にしなければなりません。

かといって人に送る商品ですし、雨などの水濡れや破れも心配なので、私はいつも封筒に一度荷物を入れ、”第三種郵便”の記載の位置を確認し、封筒を切ります。

その後透明のOPPテープなどを封筒に貼り、中身が確認できる状態にしています。

出来れば職員の方に中身を確認してもらってから封をするとより安心です。郵便局には「第三種郵便」というスタンプなどもあります。これも押してもらうか、職員の方に「第三種郵便」の記載もお願いしましょう。

 

現金で払った場合はレシートに担当者の名前が記載されるので、万が一郵便不可で戻された場合の為にレシートは相手が受取するまで取っておくと良いです。

(そんな事は一度もありませんが…)

第三種郵便のマイナス点

工夫すれば新聞や雑誌の送料が安くなる第三種郵便ですが、マイナスポイントもいくつかあります。

・匿名発送はできない

・封筒を切って中身が確認できるようにする必要がある。

・料金が難しいので窓口で出すのが無難で手間がかかる。

 

少し面倒な点もありますが、以上の点が気にならなければメルカリやヤフオクの取引で積極的に使って行って利益を少しでも増やしたいですね。

 

但し、封筒を一部切らないといけないので、出品する際に説明をしておかないとトラブルになる場合があるのでご注意ください。

 

まとめ

郵便局のあまり知られていない裏メニューの「第三種郵便」を使うと、750g以下の雑誌や新聞をメルカリ便より安く送ることができます。

 

この方法を使って雑誌や新聞などの販売の利益をわずかですが拡大させることも可能です。積極的に使っていきたい制度です。

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